機能性とアートを融合したデザインコンセプトのZANE ARTSは、自然と人間が調和して暮らすためのアウトドア製品を生み出しています。

2018年に設立され、本社は「北アルプス」としても知られる飛騨山脈に近い長野県松本市にあります。
2019年に初めてZEKU-M、GIGI-1、ROGA-4、GEUの4つの新製品がリリースされました。アースカラー、シンプルなライン、繊細な仕立てを採用しています。その見た目は芸術作品ともいえるほどで、発売前から大きな話題を呼んでいました。



【ブランド創設者について】
ZANE ARTSの創設者であり、ブランドのデザイナー兼マネージャーでもあるケイ・コスギ氏は、日本の禅の言葉「座(ZA)して半畳、床(NE)手一畳」を座右の銘としています。この文は文字通り「座るには半畳、寝るには畳一枚必要」という意味で、人間が生活する上で本当に必要な空間を表現しています。実際、畳一枚で十分です。もっと深い意味は、私たちは自分自身の価値を理解し、本当に必要なものを超えて追求しすぎないべきだということです。

小杉氏はこれまで、アウトドア用品の開発・製造において豊富な経験を積んできました。多くのアウトドア愛好家と同様に、彼は登山、キャンプ、釣りなど、自然に関連したレジャー活動を楽しんでいます。こうしたアウトドア活動の経験を通して、自然と人間の適切な距離やバランスを理解することがアウトドア活動の価値であると彼は考えています。


【ブランドネーミングとロゴデザイン】
「私たちに本当に必要なのはそれほど多くありません。」
一泊登山の経験がある人なら、この文の意味が理解できるはずです。なぜなら、旅行の準備や荷造りをする際に、持っていく装備を選ぶ基準として「必要性」を挙げることが多いのですが、これは「座るための半畳、寝るための一畳」という本来の意味と非常に一致しているからです。 ZANE ARTSでは、この理念を製品開発・製造の理念として掲げ、その実践を目指し、利便性を追求するのではなく、引き算の思考で創造し、ちょうど良い製品をデザインしていきたいと考えています。そのため、ブランドネーミングとロゴデザインは、ブランド創設者である小杉啓氏のモットーにインスピレーションを得ており、会社の運営と製品開発のあらゆるステップで謙虚さと慎重さを保ちたいと考えています。

「ZANE」の「ZA」は日本語の「座」から、「NE」は日本語の「床」から来ています。 ZANE の正式な標準発音は「ゼイン」です。ロゴはZANEの「Z」と「N」で構成されています。 Zは座って半畳、Nは寝て寝ている人を表します。 Z(座っている人)を時計回りに90度回すと、N(横になって寝ている人)になります。

ミニマリストアートをアウトドアライフに実践する「ZANE ARTS」は、「禅とアート」の略でもあります。


【製品デザインコンセプト】
アウトドア活動においては、装備の機能性は非常に重要ですが、機能性の向上ばかりに注力すると、必ずしも美しさにつながるとは限らないため、最終製品の段階で調整が必要になることが多くなります。もちろん、過酷な環境でのアウトドア活動であれば機能性の追求は必要ですが、もっと気軽なキャンプや野外撮影など、自然の美しさを鑑賞することが目的であれば、使用する機材は「機能性」と「美しさ」の両方を兼ね備えたものになるのではないでしょうか。美しさを保ちつつ機能性も追求したデザインにするのは矛盾した難しい課題ですが、ZANE ARTSはそれを実現しました。

「機能と芸術の融合」をコンセプトに、芸術性が高く、シンプルで軽量な製品づくりを目指しています。私たちは、自然の中で美しく映える色である砂岩を選びました。そうすることで、機器を使用すると、その風景にシームレスに溶け込み、美しい絵の一部となるのです。

ZANE ARTSを設立した際、小杉氏は「製品を芸術品の域にまで高めるために、綿密な設計と研究開発に多大な時間とエネルギーを投入する」ブランドになると語った。また、このブランドを通じてアウトドア活動に取り組む人々を支援し、より多くの人々に自然の美しさを理解してもらえればと願っていました。

ゼーンアーツ、
アウトドア用品の提供だけでなく、ユーザー同士が自然と心地よく親しんでコミュニケーションできる架け橋でもあります。 ZANE ARTSを通して、より多くの方々に都会の喧騒を離れ、静かで美しいアウトドアの世界を体験していただければ幸いです。

ZANE ARTSポータル

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